銀行または消費者金融のカードローンサービスでキャッシングする前に気になるポイントのひとつにカードローンで借りた借入金を返済できない時です。借入金の延滞をするだけなら信用情報に傷がつくだけで済みますが、数ヶ月から1年以上借入金の返済を延滞した上に金融機関からの連絡を無視して放置したら日常生活にも支障がきたされます。ここでは、カードローンで借りたお金を返済しない時に起こることを紹介します。これを事前に理解しておくことは必要な金額だけを借りる重要性を理解することにも直結すると思います。
ここで紹介する情報は、知人に楽に儲かる儲け話を持ちかけられて数社の銀行と消費者金融からお金を借りた友人の話をもとに紹介しています。（現在、５人以下の小さな会社で勤務しています。）
目次
カードローン返済を延滞すると起きること
毎月のカードローンの返済を延滞すると起きることは下記の通りとなっています。ちなみにここで書いている情報は各社によって異なります。一般的な処遇と捉えると良いでしょう。
- 電話連絡が入る（会社によって異なります。1ヶ月〜で連絡が入る会社もあります。）※この時点で信用情報に返済遅延などが入る可能性はほとんどないと言っていましたが、電話連絡を無視したりすると悪質と判断される可能性も十分にあると思います。
- 個人登録の電話番号・勤務先の電話番号に連絡が入る（3ヶ月以上、返済金を延滞している上に金融機関からの連絡も無視・放置していると勤務先に電話が入る可能性があります。※私が話を聞いた方は会社を辞めてしまっていたので勤務先に連絡が入るかは分かりませんでした。）
- 郵送で登録住所に通知書類が届く（話を聞いた方は6ヶ月過ぎたぐらいに書類が届いたといっていました。楽天銀行（保証会社）などは電話連絡のみだったといいます。）
返済金の延滞をすると金融機関から連絡が入ります。お金がないならこのタイミングで猶予期間を設けてもらったり返済金の軽減（返済する総額は借入期間が伸びるので増えます。）を交渉することができます。上記の書類が届くぐらいの延滞レベルになると、金融機関から具体的な返済見込みなどを細かく確認されます。話を聞いた方が会社を辞めてしまっていたので金融機関（保証会社）の実名を言って借入金延滞の相談が会社へ連絡が来るのかは不明です。しかし、お金を貸している金融機関からすると会社に返済延滞の相談をするのはまっとうな手段だと思えるので、恐らく勤務先にも延滞の連絡が入ると思った方が良いでしょう。
返済を延滞し続けて放置したら資産の差し押さえ？
カードローンサービスは保証人不要・無担保でお金を融資する仕組みのため、上記で紹介したような返済延滞が起きた時のために保証会社を間に入れて融資審査を行っています。保証会社が融資可能か判断して個人にお金を貸しています。カードローンの返済金を放置し続けると民事裁判を起こして個人口座を差し押さえて借入金を回収する流れとなるのが一般的です。もし、お金が返ってこないと保証会社が損害金を負担する仕組みとなります。そのため、延滞を放置し続けると保証会社から連絡が入ることになります。
カードローンを延滞すると信用情報に傷がつくの？
カードローンの延滞期間などによりますが、3ヶ月以上延滞すると信用情報に傷がついたと考えて良いでしょう。延滞期間は各社で異なるので一概にいえませんが、お金を借りている立場なので誠実な態度で返済し続けるのが本来あるべき姿だと思います。ちなみにカードローンの返済遅延や延滞で信用情報に傷がついても銀行口座を開設できるなら住宅ローンも問題なく組めると思って大丈夫です。もし、銀行口座の開設やクレジットカードの発行ができない状態なら80％以上の確率で住宅ローンを組むことができないと思っておいてください。
カードローン借入金の長期延滞はNG、放置はもっとNG
カードローン借入金の長期延滞はNGです。仮に返済期日から3週間遅れて返済して、次月は期限内返済をしていたらお咎めはない可能性が高いです。しかし、金融機関からの連絡を無視して折り返しを放置し続けたり、借入金の返済を数ヶ月以上連続で放置し続けると、悪質で計画的な延滞と判断するのが当たり前ですよね。お金を借りている立場なのにお金を返さないのは最低の行為です。長期延滞と金融機関の連絡や通知を放置するのは絶対にやってはいけません。
まとめ
いかがだったでしょうか。カードローン借入金の延滞を放置した時の金融機関の対応を紹介しました。カードローン借入金の延滞は良い結果を生みません。気をつけましょう！