複数のカードローンサービスの借り入れを一本化して返済の手間を減らす、金利を下げる(下がるかもしれない)目的で利用するおまとめローン。2011年の貸金業法の改正に伴い、グレーゾーン金利でお金を借りて利息を支払っていた消費者の過払い金返還請求が進むと共におまとめローンのニーズも常に一定を保っています。ここでは、銀行のおまとめローンと消費者金融のおまとめローンの違いを紹介します。
おまとめローンとは
上記で紹介した目的でローンをまとめることを指します。注意点として複数社から借り入れた借金がなくなるワケではありません。あくまで分散しているローンを1か所にまとめて、返済の効率化と金利の低減を目指す取り組みです。合計で250万円の借り入れがあったら、おまとめローンに申し込む会社に250万円を借りて、現在お金を借りている会社の借金を完済する仕組みです。(おまとめローンで借りたお金を元手に現金を増やそうと思うのは絶対にNGですよ!そういう用途でやることは失敗する確率が高いです。)
銀行おまとめローンと消費者金融おまとめローンの違い
意外と知らない!銀行系カードローンを選ぶべき6の理由という記事でも紹介していますが、銀行と消費者金融が提供するおまとめローンの最大の違いは金利と審査難易度の違いです。みずほ銀行やりそな銀行などは、銀行法に基づいてお金の貸し出しを行います。反対に消費者金融は貸金業法に基づいてお金を貸してくれます。この事からも銀行が発行するカードローンの方が審査が厳格です。銀行おまとめローンを利用するメリットは金利が安くなる点です。ただし、すでに多額のお金を既に借りている場合、おまとめローンの審査も非常に厳格な対応になることが想像できます。(消費者金融もアコムやプロミスなどがおまとめ借り換えプランを用意しています。)
まとめ
いかがだったでしょうか。銀行おまとめローンと消費者金融おまとめローンの違いを紹介しました。まとめると、銀行おまとめローンのほうが、審査が厳格で金利が低くなる可能性がある、消費者金融おまとめローンは銀行と比べるとやや審査通過率が高く、金利が低くなる可能性があります。おまとめローンの審査に通らない3つの理由とはという記事でおまとめローンの審査で注意するべきポイントを紹介しているので合わせてチェックしてみてください。